HerokuでPostgreSQLのサーバーを作るやり方 | 直接アクセスしてテーブルを作る方法
Herokuを使ってDBのサーバーを立てるやり方を学んでいきましょう!
Herokuの登録
まずは、Herokuを利用するためには、アカウントを作成(無料)をします。
下記のページからアカウントの登録をしましょう。
必要な情報を記入し、Create Free Accountを押して、登録したメールアドレスで認証をしましょう。
新しいアプリケーションの作成
認証が完了したら、もう一度ログインをして、Home画面へいきます。
New > Create New App を押します。
アプリケーション名とどこのリージョン(地域)のサーバーを利用するかを選び、Create Appを押します。
尚、重複する名前は利用できません。
以上で、アプリケーションの作成は完了です。
PostgreSQLのAdd on追加
続いて、PostgreSQLのAdd onを追加します。
先ほど、登録したアプリケーションを開き、以下の画面のConfigure Add-onsボタンを押します。
Add-onsの検索バーに “postgres“を入力をしたら、Heroku Postgresが表示されるので、クリックします。
Heroku PostgresのAddonのプランを選択します。(無料があるので、Freeを選択しましょう。)
以上で、Addonの追加は完了です。
PostgreSQLの設定を確認
アプリケーションの画面から先ほど追加したHeroku PostgresのAdd-onを開きます。
すると、Heroku PostgresのAdd-onページへ行くので、Settingタブを開き、View Coredentialsボタンを押します。
すると、下記の画面のように、PostgreSQLのHostやUsername, Passwordの情報が表示されますので、このデータベースに接続する場合は、こちらの情報へアクセスをしまましょう。
PostgreSQLへテーブルを作る方法
登録したDBに直接アクセスするには、ローカルに以下の2つをインストールします。
- Herokuのインストール
- PostgreSQLのインストール
ここで、PostgreSQLをインストールする際は、HerokuのAdd-onで使用するバージョンと同じでないと動かない場合がありますので、ご注意ください。
Herokuのインストール
Homebrewからのインストール(Mac)
Macの場合は、以下のコマンドでHomebrewからインストールできます。
brew tap heroku/brew && brew install heroku
インストーラーからのインストール(Windows,Mac)
Windowsの方、Macでインストーラーからインストールする場合は、下記からファイルをダウンロードして、インストールができます。
インストールが完了したら、下記のコマンドを打って、command not foundが出なければ大丈夫です。(コマンドプロンプトやターミナルで実行します)
heroku help
※ command not foundが表示される場合は、パスが通ってない場合があるので、パスを通しましょう。
HerokuのPostgreSQLのバージョンを確認する方法
PostgreSQLをインストールする前に、HerokuのAdd-onに追加したHerokuのバージョンを確認します。
以下のコマンドを入力しましょう。まずは、ローカルPCからHerokuへログインします。
heroku login
以下のようなメッセージが出てきたら、q以外の適当なキーを押します。
heroku: Press any key to open up the browser to login or q to exit:
すると、ブラウザが開き、ログイン画面が表示されますので、ログインをしましょう。
以下のメッセージが出ればログイン完了です。
Logging in... done
続いて、上記で作ったHerokuのアプリケーションのposgreSQLのバージョンを確認します。
heroku pg:info --app <アプリケーション名>
すると、下記のようにデータベースの情報が出てくればOKです。
=== DATABASE_URL
Plan: Hobby-dev
Status: Available
Connections: 10/20
PG Version: 12.2
Created: 2020-05-28 23:37 UTC
Data Size: 8.1 MB
Tables: 1
Rows: 5/10000 (In compliance)
Fork/Follow: Unsupported
Rollback: Unsupported
Continuous Protection: Off
Add-on: postgresql-infinite-06728
PG VersionがPostgreSQLのバージョンです。今回の場合は、12.2です。
PostgreSQLのインストール
続いて、PostgreSQLのインストールです。
Homebrewからのインストール(Mac)
Macの人は、Homebrewからインストールができます。
まずは、postgreSQLのバージョン情報を確認します。
続いて、postgreSQLをHomebrewを使ってインストールをします。
brew install postgresql@XX.XX
XX.XXには、バージョン情報を記載します。
最新のバージョンをインストールする場合は、下記のコマンドで大丈夫です。
brew install postgresql
上記の例のように、12.2がない場合は、12.3などのバージョンでも大丈夫です。
インストーラーを利用する場合(Windows,Mac)
Windowsやインストーラーを利用する場合は、以下のページから、OSを選択し、installerをダウンロードできます。
PostgreSQLがインストールされたか確認
以下のコマンドをコマンドプロンプトやターミナルで実行しましょう。
psql --version
バージョン情報が出てくればOKです。
command not foundが出た場合は、インストールがうまくいってないかパスが通ってない場合がありますので、ご確認ください。
PostgreSQLへアクセス
それでは、最後にPosgreSQLへアクセスをします。
Herokuへログインしていない方は、下記のコマンドでログインします。
heroku login
認証が終わっている人は、下記のコマンドでHerokuのPostgreSQLに直接アクセスすることができます。
heroku pg:psql --app <アプリケーション名>
これで、アクセス完了です。
もし、以下のようなメッセージが出た場合は、ローカルにインストールされているPostgreSQLのバージョンとHerokuのバージョンが合っていない可能性があります。
Connecting to postgresql-nipple-114514
▸ The local psql command could not be located. For help installing psql, see
▸ https://devcenter.heroku.com/articles/heroku-postgresql#local-setup
試しに以下のコマンドを打ちましょう。
select * from user;
これで、HerokuのPostgreSQLのAdd-onの情報が出力されればOKです。
以上で、HerokuのPostgreSQLのAdd-onに直接アクセスする方法でした。
上記の手順でお好きにcreate文でテーブルを作成しましょう。
人気記事 Springbootの環境構築から Hello worldまで on Mac